翻訳と辞書
Words near each other
・ Ms. (ミズ)
・ Ms.OOJA (アルバム)
・ Msn産経ニュース
・ Ms型Uボート
・ Ms型潜水艦
・ Mt.FUJI エコ・サイクリング
・ Mt.乗鞍
・ Mt.富士ヒルクライム
・ MtDNAハプログループ
・ Mu-℃ magic
MuSICA (ソフトウェア)
・ Mudy on the 昨晩
・ Mugen (曲)
・ Multi Video Systemのゲームタイトル一覧
・ Multiton パターン
・ Musashi (曖昧さ回避)
・ Muse (蔡依林のアルバム)
・ Muse細胞
・ Music (ATSUSHIのアルバム)
・ Music (豊崎愛生の曲)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

MuSICA (ソフトウェア) : ウィキペディア日本語版
MuSICA (ソフトウェア)[みゅーじか]

MuSICA(ミュージカ)とはアスキー社が発売していた、「MSXディスク通信'90年10月号」(ソフトベンダーTAKERU販売)に収録されている、MSX用のデスクトップミュージックソフトウェアである。〔MSXマガジン 1990年10月号 58~66ページ〕
従来、MSX-BASIC上ではPSG音源およびFM音源しか発音させることができなかったが、MuSICAはさらにコナミSCC音源を同時に再生させることができる環境であり、最大同時発音数は17音に及ぶ。
専用のエディタでMML文を入力することで、楽曲を作成する。BGM演奏システムがあるため、楽曲を再生しながらのMMLエディットが可能である。本ソフトウェアはテキストエディターや音色エディターも含めたいわば統合環境であり、この環境はMSX-BASICから起動するものである。BGMデータを書き出すことができ、それを同梱されているMSX-BASICから使用できる専用のドライバに読み込ませることにより、BASIC上でBGMを演奏することもできる。
標準のPSG音源に加え、内蔵または外付けのFM-PAC(定価7,800円)によるFM音源、SCC音源(コナミ製ゲームの一部に付属)を組み合わせることで、MSX本体の価格を加味すれば、モノラルではあるものの、同時期の他のパーソナルコンピュータでDTM環境を構築するよりも、安価に、高度なサウンドを奏でるシステムを構築することができた。
なお1990年頃に草の根ネットなどでエンドユーザーが入手しやすいMSX用楽曲演奏ドライバとしては、OPLLDRVやMGSDRVがあったものの、テキストファイルにMMLを格納した上でMSX-DOS上からコンパイルもしくは演奏する形のソフトウェアであった。派生物として、Musamドライバーや、勤労シリーズという新たなMuSICA互換コンパイラ、ドライバ等が発表されている。
なお、2005年発売のMSXマガジン永久保存版 Vol.3のCD-ROMにも収録されており、これはVersion1.02となっている〔同書付録CD-ROM〕。
== 出典 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「MuSICA (ソフトウェア)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.